こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

音程が正確に取れないと悩む人は非常に多いです。
近年の曲はより難易度が高い曲も多いので尚更、音程を正確に取るのは難しく感じますよね。
また、音程の外れ方も高く外れたり、低く外れたり、裏返ったりといくつかのパターンがあります。
今回は音程が低く外れてしまうという人向けに、音程がフラットしてしまう原因と改善方法について解説していきます。

フラット気味に歌ってしまう方、結構多いですのでぜひ参考にしてみてください!

音程が高く外れる人は以下の記事をご覧ください。
歌うと音程が高く外れる?原因と高く外しやすい人の特徴、音程を正確に取るコツ

程がフラット気味に歌ってしまうとは?

まず、「音程がフラットするの定義」ですが、通常、音楽用語としてのフラットとは半音階単位で低いという意味で使われますが、今日は歌の音程の不正確さについての解説になりますので半音階以下の音程のズレを対象とします。

今日は半音階以下でフラット気味に歌ってしまう方にスポットを当ててお話したいと思います。
半音階以下のズレって自分ではなかなか気付きにくく、周りの人から言われて気付くというパターンも多いんですよね。
歌っていて「なんだか気持ち悪いな」と感じてしまう場合にはご自身の音程を少し疑った方が良いかもしれません。
そういう時は録音して客観的に聴いて確認するようにしましょう。

音程が低くなってしまう原因と改善するためのボイトレ法

音程が微妙に低くなってしまう要因はいくつか考えられます。
よくある原因を改善方法と合わせて解説します。

音程が低く外れる原因1.鼻腔共鳴ができていない

鼻に音を当てて響かせる「鼻腔共鳴」ができていない人は正しい音程を歌っているはずなのに少し低くなりやすい傾向にあります。
こういった現象を「ポジションが落ちている」という言い方をします。
理想的な発声はできる限り、いつも同じポジションに音を当てる意識を持つことが大切です。
上手な歌い手さんの声はいつも同じように安定した響きで歌われているイメージありますよね。
同じように歌えればピッチも安定します。

鼻腔共鳴を習得するにはハミングをする習慣をつけよう

ハミングは歌声にたくさんのメリットを与えてくれます。
歌が上手な人はいつも鼻歌を歌っているようなイメージってありますよね?
ハミングを習慣的に行なうことで音のポジションをキープできるようになります。

ハミングは最強のボイトレ法!〜効果、正しいやり方を解説〜

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音程が低く外れる原因2.口角が下がってしまう

歌う時は基本、口角は上げて歌うように意識しましょう。
口角が下がった状態で歌ってしまうと息の通り道が不安定になり、頭でイメージしている音程よりも低く出てしまうことがあるからです。

口角を上げて歌うフォームを身に付ける

歌う時に口角が上がらず、音程が下がってしまう人は普段からあまり口を開ける機会が少ない方に多いです。
日常会話も声が小さく、滑舌が悪いというお悩みもお持ちではありませんか?

最初のうちはなかなか口角が上がらず、こわばった表情になりがちです。
口角を上げて歌うのに慣れるまでは、明るい表情を意識して歌うことを心がけるようにしてみてください。
慣れてくれば自然と口角の上がった発声になり、音程のズレも少なくなってくるでしょう。

音程が低く外れる原因3.間違えて音階を覚えている

もしかすると音階を正確に覚えていないのかもしれません。
こういった場合には音階をしっかり把握するために音階練習を取り入れてみましょう。

ドレミファソラシドをガイド無しで正確に歌えるまで練習する

鍵盤を用意してドレミファソラシドを弾きます。
その後に続いてドレミファソラシドを歌ってみてください。
自分では判断をしづらいと思いますので必ず録音して聴き返すようにしましょう。
この時に音程が外れる方は、どの音で外れるかチェックしてみてください。

一般的には音が半音階になるミとファ、シとドで外れやすい傾向にありますが外れる音にも個人差があります。
録音して聴いてみて自分が外れやすい音階は間違えて音の距離を覚えてしまっている可能性があるので重点的に練習しましょう。

ドからドまでの1オクターブを正確に歌えるようになる頃にはずいぶん音程も安定してきます。

音程が低く外れる原因4.しゃくり癖があると、歌い出しがフラット気味になる

普段からしゃくり癖がある方は音程が上がりきらずに「音程が当たらない」場合が多いです。
正しい発声ができていない可能性もあります。

正しい発声を身に付けてしゃくり癖を改善する

音程がフラット気味になる場合は、音をしゃくらずに真っ直ぐ音程を歌う癖を付けましょう。
また、発声が安定していないと無意識にしゃくってしまう傾向もあります。
しゃくりは立派なボーカルテクニックですが、無意識にしゃくってしまっていまって音程が低くなってしまう場合は正しい発声を身に付けることで改善されます。

発声の癖を見直せば音程も安定します!

今日は、フラット気味の発声と改善に向けたボイトレポイントについてご紹介しましたがいかがでしたか?
音程が低くなる原因は一人ひとり違います。
しかし、正しい発声を身に付けて声の安定感を増すことでほぼ解決するようなことばかりです。
自分の発声の癖を知ることが歌上達の近道です。

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


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