こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

ミックスボイスやビブラート、ハイトーンボイスなど、さまざまなボーカルテクニックを習得することで歌声に磨きがかかり、いろんなジャンルの曲を魅力的に歌うことができるようになります。

その中でも「ウィスパーボイス」は切なさや儚さを表現するのにとても効果的な発声方法です。
今回はウィスパーボイスの魅力とマスターするまでの練習方法について解説します!

ウィスパーボイスってどんな声?

ウィスパーボイスとは「ささやき声」で歌う表現方法です。
アーティストでは宇多田ヒカルさん、手嶌葵さん、平井堅さん、徳永英明さんなどをイメージしていただけると分かりやすいと思います。
海外アーティストではビリー・アイリッシュさんもウィスパーボイスを上手に取り入れて歌われています。

ウィスパーボイスで歌うとどんな表現ができるの

ウィスパーボイスは曲全体で歌われる場合もありますし、曲によっては聴かせどころの一部分だけに表現方法として使う場合もあります。
アーティストさんによってはウィスパーボイスを主軸に歌っている方もいらっしゃいます。

では、ウィスパーボイスを活用して歌うとどのように歌の印象が変わるのでしょうか?
主な活用シーンを挙げてみたいと思います!

バラードの定番テクニック!切なさを表現する歌声になる

バラード曲はウィスパーボイスで歌うと映える定番ソングです。
ウィスパーボイスで優しく歌われたら切なさMAX!
心を揺さぶる歌が歌えるでしょう。

R&Bとの相性もバッチリ!セクシーな印象も与える

R&Bはウィスパーボイスとの相性が非常に良い音楽ジャンルの一つです。
ウィスパーボイスで歌うことでセクシーさも感じられるので曲をより引き立たせることができます。

緊張感を生み、表現に深みが増す

とっさに聴こえてくる吐息混じりのウィスパーボイスは曲に緊張感を与えてくれます。
それと同時に曲に抑揚が生まれるので表現の幅が拡がります。

ウィスパーボイスを確実にマスターする練習方法!

ウィスパーボイスは優しくささやけば良いから簡単にできそうに思えて、実は正確に歌うのが難しいボーカルテクニックなんです。

優しく歌うと声を安定させるのも一苦労。
正確に柔らかいウィスパーボイスを歌うためにやっておきたい練習方法をご紹介します!

腹式呼吸のマスターは必須

ウィスパーボイスで正確に歌うためには腹式呼吸の習得が必須です。
深い呼吸と腹式呼吸による支え無しには安定した歌声が作れません。
正しい姿勢・正しい呼吸をしっかりと学んでおきましょう。

なるべく小さな声を出す練習に取り組む!

ウィスパーボイスの習得には小さな声を安定して出すための練習が効果的です。

例えば「スゥー」と息を強く吐きながら、少しずつ声に変換してみる練習がオススメ!
この時、声が大きくならないように慎重に最小の音量で声を出すことを意識しましょう。

また、大きめの音量で「あー」と歌いながら徐々に声を小さくしていく練習も効果的です。
この練習をすると歌声自体はささやき声でも腹圧でしっかり支えた歌が歌えるようになるので、声量に限らず声の通りが良くなります。

ミックスボイスの感覚を掴むことも大事!

ウィスパーボイスで正確に歌うためにはミックスボイスの練習も大切です!

喚声点を無くすことを目標にミックスボイスの練習に取り組んでみてください!
そうすることで閉鎖筋をはじめ、声をコントロールするために必要な声帯周りの筋肉が鍛えられ、小さな声でもしっかりコントロールして歌うことができるようになります。

ウィスパーボイスが声の魅力を引き立たせる

パワフルな歌声やハイトーンボイス(高音発声)を手に入れるにはそれなりの練習量と時間が必要ですが、ウィスパーボイスはそこまで時間をかけず習得できます。(もちろんバッチリコントロールできるようになるには時間がかかります)

ウィスパーボイスを上手に活用しながら歌うことで歌に抑揚が付いたり、表現の幅がグッと拡がります。
ぜひトライしてみてください!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


東京都町田市のボーカルスクール『エニタイムミュージックスクール』

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