こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!
皆さんは歌を「コピーする」と「カバーする」の違いって何だと思いますか?
好きな歌をカバーしたり、コピーしたりすることは共に自分の歌に新しい引き出しを増やしてくれる良い練習方法だといえますが、それぞれに得られるメリットが異なるため目的に合わせて選ぶ必要もあるように感じています。
今回は、歌を「コピーすること」「カバーすること」それぞれのメリットについてご紹介したいと思います。
音楽を「コピー」と「カバー」の違いとは?
曲を「コピーする」と「カバーする」の違いは何だと思いますか?
これを料理作りに例えてみましょう。
「オムライスを作りたい」と思った時に、
- 見本とまったく同じ見た目、同じ味付けを目指して作るのが「コピー」
- 具材や量などある程度は実物をモチーフにしつつ、自分の解釈でアレンジした料理を作るのが「カバー」
このように区別してみると分かりやすいでしょう。
ボイトレの順番としては「コピー」がある程度できるようになってから「カバー」にトライするのが練習の効率も良く、理想的だと考えています。
原曲を歌うのもままならない状態でアレンジして歌うことは難しく、チグハグになることも多いからです!
ボイトレで歌をコピーするメリット
私は日頃からボイトレ参考曲を練習する時はコピーすることをオススメしています。
練習曲をコピーするメリットやコツを過去の記事でも紹介しているほどですからね。
その理由として、ほぼ例外なく、ほとんどの人の歌がスピーディに上達するからです!
歌を完全コピーするコツ
歌をコピーするコツについては過去の記事で詳しく解説していますのでこちらをご覧ください!
ボイトレで練習曲をコピーする時に心がけたい4つのコツ
ボイトレで歌をカバーするメリット
歌をコピーすることで基本的な歌唱力やあらゆるボーカルテクニックを学ぶことができます。
では、歌を自分なりの解釈でカバーするようになると自分の音楽にどのように作用するのでしょうか?
それはボーカリストにとって一番大切な「表現力」だと考えています。
カバーはコピーと違って自分の解釈で歌うことになります。
楽曲をカバーする上で今まで以上にその曲に対して考察し、理解しようとします。
これが感性を磨き、より自由に歌う能力を身に付けることができるので、今まで以上に歌うことの楽しさを感じることができます!
自分の解釈で歌をカバーできるようになる方法
とはいえ、突然カバーをしようとしても最初は戸惑うでしょう。
カバーしたい曲が好きな曲であれば原曲のイメージが強く、なかなか自身の解釈でアレンジを加えるということが困難に感じると思います。
そんな時にカバーするためにオススメの方法をいくつかご紹介します。
コードやテンポを変えてもOK!
テンポを変えると同じ曲でも全く違う印象になり、新しい発見があります。
アプリなどでテンポを変更して歌ってみてください。
楽器が演奏できる人はテンポを変えて演奏し、歌ってみるのも良いでしょう。
オススメはテンポを「遅くする」ことです。
もちろん早くしても構いませんがカバーに慣れていない人はテンポを落として原曲を聴いた方が違った解釈が生まれやすく、歌い回しもアレンジしやすくなると思います。
カバー曲を研究する
これも非常に効果的で手っ取り早い研究方法ですね。
世の中にはさまざまなアーティストによるカバー曲があります。
いろんなカバー曲を聴き比べているで「こんな歌い方もあるのか!」という驚きと発見の連続です。
表現の引き出しが確実に増えるので積極的にいろんなカバー楽曲を聴いてみてください。
ライブバージョンで研究してみる
ライブDVDを観たり、ライブバージョンの音源を聴いてみるのもオススメですよ!
アーティストさんがコンサートでメロディを変えて歌っているのを観たことありませんか?
歌っている本人も時間とともに楽曲への解釈が変わり、歌い回しやアレンジもその時々によって変わるものです。
楽曲を歌っているご本人がアレンジして歌っているものだと尚更、説得力のある歌い回しだと感じられることも少なくありません。
ぜひアーティスト本人の原曲、ライブ映像、配信映像などを聴き漁ってみてください。
自分の解釈で歌を表現(メロディのアレンジをすることもある)
とりあえずやってみる!これに尽きますね。
曲を流したり、場合によっては演奏してみて自分のが思うがままにとりあえず歌ってみることです。
プロのように大胆なアレンジカバーをいきなりできるようになる必要はありません。
メロディの一部分を変えて歌ってみたり、少し溜めを作ってみたり、本人が地声で歌っている高音部分を裏声で歌ってみたり。
小さなアレンジから始めてみましょう。
オリジナル曲を書いてみる
作曲に挑戦してみるのがカバーを学ぶ上で一番実用的な練習方法かもしれませんね!
楽器が弾ける人、DTMをやっている人はオリジナル曲の作曲をやってみてください。
オリジナル曲を書くようになると既存曲をカバーもする時にも柔軟にアレンジができるようになっていき、自分の解釈を取り入れた歌い方もできるでしょう。
歌を「コピー」や「カバー」することで音楽や表現の楽しさを実感できる♪
歌を「コピーする」「カバーする」の違いは理解していただけたでしょうか?
どちらにも良さがあって、歌の上達にも繋がります。
それ以上に楽曲をコピーしたり、カバーすることで音楽を通じた表現する楽しさを感じることができます。
より自由な表現で歌うことができるようになるのです。
これは音楽の醍醐味ですよね。
ぜひ参考にやってみてください!
では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪
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