こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

バラード曲がしっとり聴かせられるほど上手に歌えたら素敵ですよね。
でも、バラード曲って歌が上手くないと歌えないと思っていませんか?

いえ、実はそんなことはないんです。
ポイントを押さえて歌うことができれば誰でも上手に歌い上げることができます!

今回はテンポのゆっくりなバラード曲を上手に歌うためのコツやボーカルテクニックについて解説します!

バラードを上手に歌うためのコツとボーカルテクニック解説!

バラード曲は音域も広く、上手に歌うのは難しいという印象を持っている人も多いでしょう。
テンポもゆっくりで静かめな曲も多いので自分の声がよく聴こえてしまうから、歌唱力に左右されると思っている人もいます。

確かに歌が上手になるには時間が必要ですが、バラード曲を歌う時に少し意識しておくだけで上手に聴こえるポイントやボーカルテクニックがあるんです!

今回ご紹介するコツを参考に歌ってみてください!

「ビブラート」がバラードを格段に引き立たせる!

「ビブラート」はバラード曲を引き立たせる王道のボーカルテクニックといえます。

語尾で優しく震えるビブラートが聴いている人を心地良くしてくれます。
ビブラートがバラード曲の切なさや儚さといった繊細な感情を表現してくれるので格段に上手に聴かせられるでしょう。

ビブラートは上手にできないという人はこちらの記事も参考にしながら練習してみてください!
【歌うまの称号】初心者から始めるビブラートのかけ方と習得方法

「息継ぎ」でより深い表現力が身に付く!

息継ぎの仕方でバラード曲を歌った時の印象が大きく変わることをご存知ですか?
いつもは吸える時に息を吸うといった具合に適当な感覚で息継ぎしていませんか?

息継ぎはバラード曲に「間」を与えます。
この時に生まれる「間」が歌詞やメロディを引き立たせてくれてとっても素敵に聴こえる歌が歌えるのです。

  • 息継ぎする場所を事前に決めておく
  • 適切なタイミングで息継ぎできるように練習する

バラード曲を上手に聴かせるために上記2つをやってみてください。
今までと別人のようにバラード曲をしっとり聴かせることができるはずです!

「ウィスパーボイス」は切なさを表現する定番テクニック!

「ウィスパーボイス」もバラード曲を上手に聴かせるためによく使われる定番のボーカルテクニックです。

ささやくように歌うウィスパーボイスはバラード曲の節々で緊張感を生み出し、うっとりと聴かせることができます。

高い音程を歌ったり、声量が必要な歌い方ができるようになるのはある程度のボイトレ期間が必要ですが、優しく歌うというのは意識を変えるだけですぐに実践することができるのでオススメです!

ウィスパーボイス(囁くように歌う)についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ウィスパーボイスとは?「効果的な使い方」と意外と知られていない練習方法

「ミックスボイス」はしっとりバラードの高音域で大活躍!

しっとりと聴かせられる歌を歌うためには聴き手が安心して聴いていられる歌でなくてはいけません。
例えば高い音程で声が裏返ってしまったり叫んだように無理やり声を張り上げてしまうようでは安心して聴いていられなくなります。

そんな状況を避けるためにミックスボイスの習得は必要不可欠!
特にバラード曲は音域が広い曲も多いので高音になっても滑らかに安定して歌えるのが理想です。

ミックスボイスについてはこちらの記事もご覧ください!
【ボイトレ講座】ミックスボイスができない主な原因と対策〜5つ〜

滑舌(発音)にも注意!フレーズの頭はハッキリ歌うのが鉄則!

バラード曲はしっとり静かに歌うという先入観から「発音が適当になってしまう人」も多いです。
特に邦楽のように日本語で歌われているものは要注意!
日本語は最初の言葉が聞き取れないと歌詞が分からなくなることも多いからです。

さらに頭の歌い出しが曖昧だと曲自体もボヤケてしまい、非常に残念な印象になることもあるので歌いだしの最初の1音や歌詞の頭はハッキリと歌うことを心がけましょう。

バラードを上手に歌うコツは「強弱」

ここまでいくつかバラード曲を上手に聴かせるコツやボーカルテクニックをご紹介してきましたがいかがでしたか?

バラード曲を上手に歌いこなせない人の歌を聴くと大抵はメリハリのない単調な歌い方になっているように思います。

大事なのメリハリ。
一生懸命歌うのではなく、強弱や抑揚を意識して歌うとバラード曲も上手に歌いこなせるようになると思います。

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


東京都町田市のボーカルスクール『エニタイムミュージックスクール』

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