こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!
歌うと喉が枯れたり、疲れたりすると悩んでいる人は非常に多いように感じます。
その中には、顎が疲れるという人もいます。
しかし、日常生活で会話する時には気にならないのになぜ歌うと顎が疲れるのでしょうか?
それはまさに「顎の力み」にあります。
今回は、顎が疲れるという人向けに原因や改善方法をアドバイスしたいと思います。
顎が疲れるのは口の開け方が原因かも!?
歌うと顎が疲れたように感じる人の原因は「口の開け方」に問題があるケースが多いように感じます。
口の開け方!?と思われるかもしれませんが、正しい口の開け方ができていれば顎もリラックスして疲れることもないのです。
口の開け方を改善しよう!正しい開け方でラクラク発声!
リラックスして楽に発声するためには正しい口の開け方が不可欠です。
では、顎や喉に負担の少ない口の開け方とはどういう開け方になるでしょうか?
もちろん発音や言語によっても変わりますが基本的な正しい口の開け方を解説します。
口角を上げて微笑むように口を開ける。
歌う時に顎や喉が疲れる人は、まず口角を上げるように意識して口を開けましょう。
具体的には笑った時のように口を開けると顎にも余計な力が入らず、喉も楽になります。
歌う時の表情が暗くなっていませんか?
明るい表情を意識して歌うところから始めてみましょう。
口蓋垂(のどちんこ)が見えるように口を開ける。
もう一つ正しい口の開け方ができているかどうかチェックする方法があります。
「ア」で発声してみてください。
この時に鏡で自分の顔を見てみましょう。
喉の奥まで見えていますか?
見えないようなら口をもっと開けた方が良いでしょう。
では、どれくらい口が開いていれば良いと思いますか?
その目安になるのが口蓋垂(のどちんこ)です。
口蓋垂(のどちんこ)が見えるように口を開けて発声できるように練習していけば喉も顎も楽に歌えるようになります。
歌う時、こんな口の開け方はNG!
では、歌っているうちに顎が疲れてくるという方は現在の口の開け方をチェックしてみましょう。
以下のような口の開き方では喉に余計な力が入ってしまっているかもしれませんよ!
鏡を見ながらチェックしてみましょう!
1.表情が硬く、口が開いていない
多くのボイトレ初心者が間違っている口の開け方の特徴が「口角」です。
顎を下げすぎて口角も下がっていませんか?
それでは顎にも余計な力がかかってしまいます。
喉も締まってしまいます。
絵文字の笑顔のように口角が上がった表情を意識して歌う癖を付けましょう。
2.舌に無駄な力が入っている
もう一つありがちな間違った口の開け方ですが「舌の位置」にも注目してみましょう。
口を開けた時に舌の位置はどうなっているでしょうか?
舌の正しい位置は下の歯茎の裏側に添えられている状態です。
もし、「アー」と発声した時に舌が上に浮いているようなら下に降ろして発声できるように練習してみてください。
3.口の開けすぎ注意!力んで逆効果!
たまに口を開けすぎるとケースもあります。
一生懸命、口を開けて歌われる方がいますが口を無理に開けすぎる顎にも力が入り、逆効果です。
こういった方の場合、顎関節症になってしまうリスクにも繋がってしまいます。
リラックスして発声できる適度な口の開け具合を身に付けましょう。
正しい口の開け方を身に付ける発声練習
正しい口の開け方が分かると非常に楽に歌えるようになり、顎や喉が疲れることもなくなります。
ここでは正しい口の開け方を覚えるための練習方法をご紹介します。
- 口を閉じて顎を人差し指で押さえると柔らかい所があると思います。
- そこを押さえたまま口を開けます。
- そのまま1オクターブを「ア」の発声で歌ってみる。
- 男性はソ→ソ、女性はシ→シを目安にご自分の歌いやすい音域でやってみてください。
- この時に人差し指で押さえている顎の部分が固くなると顎に無駄な力が入っている状態。柔らかい状態をキープして歌えるように練習していく。
発声時に顎が動くと力が入ってしまうので顎を動かないように歌うのがポイントです。
この練習で顎の力を抜いた楽な発声の感覚を覚えてください!
顎の力みを解消すれば、歌うストレスがなくなる!
歌うと喉が疲れる、声が枯れる、思った声が出せないと悩んでいる人の原因は意外にも顎の力みによることも多いです。
顎が力むことなく、自然な発声ができるようになれば、これらの悩みも一挙に解決することもあります。
疲れを感じず、リラックスして歌えるようになればどんなに気持ち良いことか!
この記事がぜひ皆さんの発声改善に繋がればと思います。
では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪
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