こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

ライブMCについての解説第2弾ということで今回のテーマは「MCでやってはいけないNGトーク」について。

ステージでのMCは決まりがなくて正解もないため、どうしても何を話したら良いか分からなくなりますよね。
正解がないなら逆に「これはやらない」という決まりを作っておけば迷いません!
今回はステージのMCでやってしまいがちな残念なNGトークについてご紹介します!

こちらの記事でライブMCについて解説しています。
ライブMCでお困りの方はぜひご覧ください!
ライブMCってどうやるの?トークが苦手でも簡単に盛り上げられる方法!

ライブMCでやってはいけないNGトークの共通点

ライブMCには決まりがありません。
正直、何をやっても良いと思える進行であればアリなんです。
しかし、中には避けたいMCがあり、それらのNGトークにはある共通点があります。

ライブMCにネガティブ表現は危険!

ライブMCで避けたいトーク内容の共通点は「ネガティブ表現」です。
中には自虐が成立するアーティストも一部いるので絶対ダメだとは言いませんが、ほとんどの人は成立しません。
お客さんが引いてしまう場合もあるでしょうし、場合によっては聴く気も失せる場合があります。
今回はこのネガティブ表現を前提にバンドマンやアーティストがやってしまいがちな「NGトーク」をご紹介していきます!

練習してきていないアピール

「本番前に〇回しか合わせていない」
「あまり練習できていませんが…」
「上手にできるか分かりませんが…」

これらはよくありがちな失敗MCです。
はっきり言って余計なのでこれなら何も言わずに歌い始めた方が良いと思います。

できたばかり曲で上手にできないかもしれないアピール

「先週できたばかりの曲です。歌詞が飛ぶかもしれませんが聴いてください」
これはオリジナル曲を持っている人の例です。
練習不足を言葉にするのと同じで不要ですよね。

聴いている人にとってはできたばかりの曲かどうかは関係ありませんし、自信がないならセットリストに入れなければ良いのにとさえ思われてしまいかねません!
この場合は素直に「新曲です。聴いてください!」の方がよっぽど印象も良いですし、お客さんも真剣に聴いてくれると思います!

自分を卑下するコメント

「あまり上手じゃないけど頑張ります」
「自信はないけど良かったら最後まで聴いてください」
これらは特に活動経験が浅いシンガーさんがよく口にしているMCですね。
自信を持つのは難しいかもしれませんが、お客さんたちは聴く気で来ているので自信の無さを前面に出したMCは避けましょう。

内輪ネタ

客席にいる特定の知人と過剰にやり取りする、その場にいない人の話を延々とするのもなるべく避けたい展開です。
確かに仲間がいると心強いですし、ネタにしたい気持ちも分かるので絶対ダメとは言いませんがあまりに内輪のみを頼ったMCをしてしまうとその場に居合わせた他のお客さんたちは冷めてしまいます。

バイトや仕事話

「〇〇のバイトをしているのですが今朝、仕事中にこんなことがあって」
「明日は仕事が休みなんですが…」
ライブハウスの演奏を観に行くとこんなライブMCをしている人がいますが、ステージに立っている以上、仮にもミュージシャンなので音楽のライブに来ているお客さんに向けて発信する話題ではないのでは?と思うことがあります。

自分の話をするにしても音楽や曲への思い、価値観に置き換えてライブMCをするとお客さんをより自分のステージに引き込むことができますよ!

MCに正解はない!「やらないこと」を決めて自分らしいステージを見つけよう!

ライブMCに正解はないので、それがかえって何を喋れば良いのか分からないという状態を作るんですよね。
選択肢が多すぎて迷う時には「やらないこと」を決めておくとよりスムーズにステージを進行できると思います!
いろいろ試行錯誤しながら自分らしいステージ展開やライブMCを考えてみてください!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


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