こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

日頃、皆さんはどのくらいの時間、ボイトレに費やしていますか?
毎日1時間の人もいれば週1という人もいるでしょう。

生徒さんからの普段どれくらい歌の練習したら良いですか?というご質問をいただきました。

練習は沢山したほうが上手になる?それとも適度な練習量がある?

歌が上達する上で目安にしたい理想的なボイトレ練習量について考えてみました。

理想的なボイトレの練習時間は?

結論から申し上げます。
理想的なボイトレ時間を断定することは難しいです。

人それぞれのライフスタイル、音楽ジャンル、それから一人ひとり声帯の強度も違うのです。

無責任に1日何時間はボイトレしてくださいと言えないというのが正直なところです。

ただ、一人ひとり違う環境に応じて自分に合った練習時間やボイトレに対する考え方を共有できればと思っています。

ボイトレは練習量より質が大切!

早く上手になりたいからといって、休みの日にカラオケのフリータイムを利用し、半日ボイトレに励む方がいます。

これは絶対やめた方が良いです!

音程がしっかり取れるとか、高い声が出るとかはもちろん大事なのですが、その他にも表現力やニュアンスといったさまざまな要素が歌唱力を支えています。

必死で練習すると、歌を歌う上で大切な脱力や表現といった大事な要素が欠落してしまいます。

力んでしまったり、ムキになって歌ったところでその先に上達はないと考えています。

ボイトレの練習で一番大切にしてほしいのは練習量より質です。

人間そんなに集中力は続かないです。
練習の止めどころを決める目安は「集中できているかどうか」です。

曲に集中して歌えなくなったり、楽しめなくなったらその時点でやめる!
これは私自身の練習でも目安にしています。

長時間の練習は絶対NG!喉を壊す危険性もある。

前述した内容と重複しますが、ボイトレの練習時間について一つはっきり言えることは、「長時間の練習は絶対避けた方が良い」ということです!

歌を歌う上で使う喉周りや声帯は複数の筋肉群でできています。
歌うということは日常会話以上に声帯を酷使する運動です。

長時間投げ続けたピッチャーが肩を壊すようにボーカリストも長時間、歌唱すると喉を壊すリスクが上がります。

現に私もレコーディングに追われていた時期に一度だけ声帯結節を発症しました。
長時間の練習は集中力を欠いて上達も見込めなければ、喉を壊す危険すらあります。

長時間のボイトレだけは絶対避けてほしいです!

ライフスタイルに合わせたボイトレ時間の提案

一概にはボイトレの練習時間について断言することは難しいのですが、大きく分けて二通りのライフスタイルの人がいると思っています。

①1週間の大半はボイトレができない。できるのは休日のみという人。
仕事や学校などで帰りが遅いとか、自宅では歌えないという方ですね。

②毎日ボイトレできる人
仕事や学校の帰りが早かったり、自宅でも歌える環境のある方ですね。

大半はこの2パターンではないかと思います。
このどちらにも当てはまらない人はまた別途教えてください。笑

この2つ生活習慣にあてはまる人向けにボイトレ練習量について提案します。

①週末など休みの日しか歌えない人のボイトレ時間

社会人の方などに多いパターンですね。
こういう方は週に1回1時間でも良いのでカラオケやスタジオに入って歌う日を作ってみてください。

私のレッスン経験上、忙しいながらに毎週どこかしらで歌う時間を作るようにしている方は上達します。

もちろんそれだけでは足りない要素も出てきますが、歌は声を使ったスポーツのようなものなので、毎週どこかしらの時間で思いきり歌を歌うという時間を作ることで着実に声帯も発達して上達していきます。

②毎日ボイトレできる人の練習時間

毎日少しずつでもボイトレできます!自宅でも歌えます!
そういう方は「時間は決めないでボイトレ」するのがオススメかなと思います。

例えば1日30分練習するって決めて練習するのって最初は良いんですけど、だんだんつまらなくなるし、できない日があると途端にモチベーションが下がります。

なので練習時間を決めるよりも例えば「1日1回好きな曲を歌う」とかそんな程度の目標設定をしてみてください。

ボイトレって続けることに意味があるんです。
頑張るものじゃないんですよ。楽しまないと歌も上手になんてならないです。これ最近、毎回言ってますね。笑

ボイトレ以外にも歌が上達するヒントはたくさんある

プロのボーカリストでも毎日一生懸命たくさん練習しているわけではないんです。
ボイトレだけでは歌は上手になりませんし、毎日欠かさず練習できるような人もそうそういません。

例えばいろんな音楽を聴く、コンサートでプロの生歌を聴く、好きなアーティストの歌い方を研究してみる。
こんなことも歌が上達するきっかけになります。

歌の練習ができないなら沢山音楽を聴く、これだけでも十分ボイトレだと思うんです。

ボイトレは楽しくないと上達しない

「歌っていて楽しいかどうか」「集中できているかどうか」
理想的なボイトレの練習量は自分の心が一番分かっているということです。笑

疲れてきたり、楽し。なくなってきたらやめる。
歌いたいと思ったら気持ちに素直に従って歌の練習をする!

音楽は楽しくなくっちゃ上達しません。
がむしゃらに練習しすぎないように!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪

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