こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!
好きなバンドのギタリストに憧れて…
学校の軽音部に入って…
新しい趣味を始めようと思って…
様々なきっかけでエレキギターを買ってみたけど、何から始めれば良いか分からず挫折してしまうというギター初心者も少なくありません。
そんなエレキギター初心者向けに今回は着実に上達できるオススメの基礎練習メニューを紹介します!
オススメのエレキギター練習その①「クロマチックスケール」
いきなり難しそうな名前が出てきますが、これはギターの定番中の定番といえる基礎練習です。
スケールとは特定の音を基準に並べた音階のことを指す音楽用語でその中でも「クロマチックスケール」は特にギター練習で用いられるスケールです。
ギターの準備運動とも言える練習メニューなので、短時間でも毎日やることをオススメします!
クロマチックスケールの手順
- 6弦の1フレットを人差し指で押さえて音を鳴らす
- 次に中指で2フレットを押さえて鳴らす
- 続いて薬指で3フレットを押さえて鳴らす
- 最後に小指で4フレットを押さえて鳴らす
- この手順を5弦、4弦、3弦、2弦、1弦まで繰り返す練習です。
クロマチックスケール練習のポイント!
最初のポイントは、一度押さえた指を離さないということです!
上手に弾けると小指で6弦4フレットを押さえた時に1、2、3フレットに各指が置かれてままの状態になります。
左手のそれぞれの指の間隔がしっかりと開いた状態になるのが理想です。
2つ目のポイントは、リズムに合わせて確実に音を鳴らしながら弾くことです!
先ほどの左手の指の置き方に注意しながら、メトロノームやリズムマシーンを使って、BPM50〜60くらいのテンポに合わせて弾きます。
いきなり早いテンポで弾こうとすると難しいので、ゆっくり一音ずつ丁寧に弾くのを心がけましょう。
この練習をする事で、指がしっかり開くようになり、各指の力が付きます。
初心者にありがちな指のバタ付きが押さえられ、スムーズかつ自由に左指を動かすことができるようになります。
オススメのエレキギター練習その②「パワーコード」
次に練習したいのが「パワーコード」です!
ロックでよく使われる低音弦2本を使って弾くコードで、通常のコードと違い、人差し指と薬指(もしくは小指)の2本の指だけで音を鳴らします。
どのコードを弾くにもパワーコードで演奏すれば、ポジションを変えるだけで各コードの音を鳴らすことができます。
パワーコード練習の手順
- 6弦の1フレットを人差し指で押さえる
- 6弦の3フレットを薬指(もしくは小指)で押さえる
- 6弦、5弦を押さえた状態で弾く
- これをいろんなフレットで弾いてパワーコードの指の位置関係を覚えていきましょう
パワーコード練習のポイント!
パワーコードは、押さえるフレットの音はキレイに鳴って、それ以外の音はミュート(消音)できているかが大事なポイントです。
例えばAのパワーコードの押さえ方の一つに、6弦の5フレットを人差し指、5弦の7フレットを薬指で押さえる形がありますが、その際に4弦以下の音を人差し指で軽く触って音が鳴らないようにしないといけません。
これをミュートと言って、エレキギターをやる上では初心者の段階から意識する必要があります。
最初は力加減や指の開き方が難しいと思いますが、何度も反復練習しましょう。
その際に、自分が押さえているコードは何のコードかを意識して覚えるのが大切です。
パワーコードをキレイに鳴らせるようになると、曲を弾くことができます!
パワーコードだけで演奏されている曲もあるので、初心者の方はぜひ覚えましょう!
オススメのエレキギター練習その③「コード・ストローク」
パワーコードが押さえられるようになってきたら次は右手の練習です!
「コード・ストローク」を練習していきましょう!
曲でよく聴く「ジャーン!」と鳴ってるやつです!
左手でコードを押さえて右手でリズムを付けて演奏できるようになるのでとても重要なテクニックです。
コード・ストロークには「ダウンストローク」と「アップストローク」の2種類があります。
コード・ストローク練習のポイント!
ストローク練習ではしっかりリズムに合わせて、ダウンとアップのストロークが出来ているかがポイントになります。
メトロノームやリズムマシーンを使って最初は交互にダウンとアップを繰り返しながら弾いてみましょう。
交互に弾けてきたらダウン、ダウンアップなど様々なリズムパターンにチャレンジしていきます。
ストロークが出来るようになると、実際に曲が弾けるようになります!
まとめ
エレキギター初心者の方におすすめの練習メニューの紹介でした!
まとめると、
①クロマチックスケール←ギターが弾ける手を作る
②パワーコード←これを覚えて曲を弾く
③コード・ストローク←覚えたコードを音楽にしていく
以上の3点です!
エレキギターと聞くとかっこいいソロに注目しがちですが、多くの曲は伴奏を弾いてる時間が長いです。
まずはパワーコードとストロークで曲が弾けるように練習していきましょう!
パワーコードとコード・ストロークの更に詳しい解説は今後のブログでも紹介していきます!
では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪
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