こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

日頃、皆さんは自宅で歌の練習ってどのようにされていますか?

ボイトレって結構大きな声も出すし、家族や近隣のことを考えると躊躇することも多いと思います。

家でも効率的にできるボイトレがあるなら知りたくないですか?

知りたいですよね!(生徒さんからもすごく聞かれます。笑)

今回は、自宅でも気軽にできる効果的なボイトレ練習法をご紹介します!

自宅で出来る最強の無声ボイトレ法!朝から深夜まで!いつでもできる!

自宅でボイトレがどれくらいできるかは正直、住んでいる環境によって大きく左右されます。
でも、たまに行くカラオケやレッスンだけだと間が空きすぎて心配!歌の練習は普段からしたい!

私もそんな風に思った経験あります。笑
でも実際、家で思いっきり歌えるという環境の人は少数派だと思います。

ならば、自宅の制限された環境でどんなボイトレをするのが有効でしょうか?

歌は自分の声を使って音を奏でてるんです。
自分の歌声は「息」がエネルギー源。

つまり、呼吸をメインにしたボイトレをするのが自宅ではベストなんじゃないかと考えています。

息継ぎ(息の吸い方)や声の出し方(息の吐き方)が上手になれば、その分、歌声も安定するし、思ったようにコントロールできるようになるんです。

今日は全く声を出さないで歌が上達するボイトレ法をお伝えします
覚えちゃえばいつでもどこでもできるのできっと役立つと思います!

ボイトレの基本「腹式呼吸」を自宅練習でマスター!

発声の基本である「腹式呼吸」まだ完璧ではない人なんかは特に息の吸い方、吐き方を確認する時間に充てるのが一番有効的な自宅ボイトレなんじゃないかなと思っています。

ボイトレって実際に歌いたいじゃないですか。
カラオケに行ってももちろん歌うじゃないですか!

呼吸を確認する機会って日頃のレッスンやカラオケでの自主練習なんかでそんなに取れないんですよね。(というより気が向かないと言った方が良いかもしれない。笑)

それなら普段は歌う練習、自宅では呼吸の練習と区別しても良いと思います。

何より歌が上手い人ってとにかく呼吸がブレない!安定しています!
呼吸だけの練習って地味ですけど大事なので家にいて歌えないのなら尚更、腹式呼吸を一生懸命やる時間にしても良いんじゃないでしょうか!?

腹式呼吸をマスターするためのボイトレ法はこちらの記事で書いてます♪
読んでみてください♪

【ボイトレ】腹式呼吸は歌の上達に必要?確実にコツを掴める練習方法。

ロングブレスで歌うための筋力、体力を身につける!

続いてはロングブレス。
つまり息を限界まで吐き続けるというシンプルな練習ですね。

この練習って初心者の方に限らず、ぜひ日頃からやってもらいたいボイトレ方法なんです。
経験に関わらず、毎日やってもいいくらいです。

意外と息を真っ直ぐ同じ力加減で吐いたり、同じ強さで歌うのって難しいんです。私も声のメンテナンスの一環でブログ書いてる合間にやってます。笑

ロングブレス練習のやり方

この練習は声を出さずに息を吐くボイトレ方法ですが、声を出している時と同じくお腹周りが膨らんだ状態(横隔膜が下がる状態)を意識してやってみてください。

息の量はすごく小さくて良いのでなるべく長い時間、吐き続けるようにするだけです。
この時、上下の歯を合わせて「スゥー」と無声音で出すようにしてみてください。

最初のうちは息が強くなったり弱くなったり、場合によっては震えたりすることもあるでしょう。
もう限界だ!ってところまで吐き続けるのを繰り返しているうちに声を真っ直ぐ安定して出せるようになっていきます。

徐々に発声の仕方を体が覚えていきますし、ロングブレスで体幹も鍛えられるから歌の上達に繋がります。

ブレス(呼吸)をメインとしたリズムトレーニング

最後はブレス(息継ぎ)トレーニングです。

皆さんは1コーラスなら歌えるけどフルコーラス歌うと後半にかけてバテちゃった、なんて経験ありませんか?

その原因のほとんどが息継ぎなんです。

息継ぎのタイミングが合っていなかったり、微妙にズレちゃって呼吸が浅くなってしまうと曲の後半にかけて酸欠状態になってしまうことが非常に多いです。

歌モノの楽曲って後半にかけてサビ繰り返したり、キーが上がったり、盛り上がったりと前半よりエネルギーを使うことも多いので尚更です。

ブレスによるリズムトレーニング(やり方)

練習方法について。

まず、メトロノームを用意します。
お持ちでない方はスマホやタブレットでアプリをダウンロードするのがオススメです!

  1. メトロノームのクリック音に合わせて3拍(ワンツースリーの長さ)、「スゥー」と吐きます。この時にお腹が萎まないように注意!
    あくまでも声を出しているつもりでお腹の力は抜かない。
  2. 4拍目の表で残っている空気を抜きます。
    吐こうと思うと力んで瞬時に吐き切れなくなるので、お腹に入れていた力を抜く意識でやるとコツが掴めると思います。
  3. 4拍目の裏側で息を吸います。次の1拍目で同じく息を吐きます。

これを繰り返していくうちに曲中でも焦らず息継ぎできるようになりますし、ブレス練習を通じて歌のリズム感も養われていきます。
一石二鳥!

【無声ボイトレ法】通勤、通学など移動中もできます♪

自宅で出来る全く声を出さないボイトレ方法をご紹介しましたが、声を出さないのでもちろん家以外でも応用できるんですよ!

電車やバス、車の中など。
移動中にもできるので思い出したらその都度やってみてください〜!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪

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