こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!
日頃から会話を聞き返されたり、早口の曲が上手に歌えなかったりして自身の滑舌にコンプレックスを感じている人は多いです。
自ら「私は滑舌が良い」と胸を張って言える人の方が少ないのではないでしょうか?
大なり小なり滑舌の良し悪しはあるものですが日常生活で支障がないほどの滑舌は身に付けたいですよね。
今回は声が通らず、滑舌が悪くて悩んでいる人向けに滑舌が良くなるボイトレについてご紹介します。
滑舌が悪くなる原因とは?
滑舌が悪くなる原因は一体何なのでしょうか?
いくつか考えられる原因についてご紹介します。
口の動きが少ない
滑舌が悪い人の多くは「口の動きが少ない」「口をあまり開けずに話す」という特徴が挙げられます。
口の開け方が甘いとやはり発音は曖昧にもなりますし、声の通りも悪くなり、滑舌が悪く聞こえます。
舌の筋力が弱い
滑舌が悪い人は舌足らずと言われますが、まさにその言葉の通り、発音する時に舌はとても重要な働きをしています。
舌の筋力が弱いと舌の動きが硬くなり、言葉の発音が曖昧になってしまうため、言葉が上手く発音できなくなります。
表情が硬い
表情が硬い人も要注意!
無表情で話したりすると滑舌が悪くなってしまう原因になります。
これは声の通りが悪くなり、こもって聞こえるためです。
早口で話す癖がある
早口で喋ってしまう人も滑舌が悪く聞こえる人に多い特徴ですね。
アナウンサーのようなレベルで滑舌が良い場合を除けば何と言っているのか分からない状態になることがほとんどです。
正しい発声でハキハキと、そして落ち着いて話せば言葉も聞き取りやすくなり好印象です。
基本的に早口で聴きやすいという印象を抱くことは少ないですからね。
滑舌を良くするボイストレーニング方法
それでは今回は滑舌が良くなるボイストレーニング方法をご紹介します。
正しい発音を覚えてメリハリのある声に!
適切な発音ができるようになれば当然、滑舌も良くなります。
口の開け方、表情の使い方で声の印象はとても変わります。
発音に最適な練習方法もご紹介します。
母音(あいうえお)の口の開け方を学ぶ
日本語の場合では「あいうえお」の5つの母音の正しい口の開け方を身に付けることでほとんどの場合で滑舌が良くなり、印象が変わります。
また別の記事で解説しますが母音の発音をマスターすることで日本語発音の基礎が身に付き、格段に滑舌改善に繋がります。
表情筋のトレーニングも合わせると効率アップ!
表情は声の印象を決定付ける大きな要素です。
例えば表情が硬いと声も暗くなり、こもりやすくなります。
口角を上げて発声することを意識するだけで声の通りも良くなります。
しかし、 表情筋が硬い人は常に明るい表情で発声できるわけでもないので、表情筋を柔軟にするトレーニングを習慣に取り入れるのもおすすめです。
表情筋トレーニングについては以下の記事を参考にやってみてください!
【毎日ボイトレ】1日たったの5分!声も印象も変わる表情筋トレーニング
腹式呼吸で声量アップ!
ハキハキと発声しているつもりなのに声を聞き返されてしまうという人は声の通りが悪いのかもしれません。
正しい呼吸法を身に付けて、声量アップを目指しましょう!
呼吸量も増えて声の通りも良くなる
正しい腹式呼吸を身に付けると体の中に取り込める空気量も増えます。
それに伴い、必然的に出せる声量もアップします。
腹式呼吸の練習については以下の記事を参考にしてみてください!
【ボイトレ】腹式呼吸は歌の上達に必要?確実にコツを掴める練習方法。
サ行の滑舌練習をする
滑舌が悪い人にサ行の発音が苦手な人は非常に多いです。
まず、上下の歯を閉じた状態で「スゥー」と息だけを出した後に「サ〜」と声に出してみてください。
これを「サシスセソ」すべての発音で行います。
慣れてきたら「サッシッスッセッソッ」と切るように発音したり、サ行を含んだ単語で練習するのもおすすめです。
サ行をしっかりと発音できるようになると言葉も聞き取りやすくなります。
舌のトレーニングで滑舌向上!
苦手な発音は個人差があると思います。
しかし、あらゆる発音を行なう上で大事な役割を担っているのが「舌」です。
舌の筋力が弱かったり、硬かったりすると滑舌も悪くなります。
ボイトレに舌のトレーニングを取り入れると滑舌も声の通りも良くなります。
舌回しトレーニングは効果抜群!
以前から何度か紹介している舌回しは滑舌改善の定番ボイトレです。
声優さんやアナウンサーさんの発声トレーニングにも取り入れられています。
舌回しトレーニングの手順
- 舌を伸ばして、歯と歯茎の間に通します。
- そのまま舌をゆっくり円を描くようにぐるりと回します(目安:10周)
- 10周を目安に回したら反対回し。
舌回しトレーニングは普段なかなか使われない舌全体を使うことにより、柔軟性が非常に向上します。
舌トレにはラ行の練習も効果的!
舌が硬い人はラ行が苦手な人が多いです。
こんな方はダとラを交互に「ダラダラダラダラ」と発音する練習も効果的です。
ダとラは非常に近い発音のため言いにくい組み合わせです。
最初はゆっくりと、慣れてきたら徐々にスピードを上げていってみましょう。
ボイトレの積み重ねで滑舌良く、印象の良い声を目指そう!
発声の癖は日頃の積み重ねによって身に付いた習慣によるものです。
滑舌が良くなると印象も変わります。
即効で良くなるものではありませんがボイトレを重ねて、焦らず滑舌の良い発声を身に付けていきましょう!
では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪
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