こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!
体調は良いのに歌声の調子が悪いということありませんか?
歌声は身体と密接に繋がっています。
体調は良いはずなのに歌うとイマイチ、そんな時は体のコリが原因かもしれませんよ!
体をほぐすだけで力みの取れた非常に伸びのある歌声を取り戻せることも多くあります!
今回は体のコリを解消して柔軟に歌えるようになるマッサージを中心としたボイスケア方法をご紹介します!
体が固まると歌声に悪影響!?
なぜ体が凝ると歌声に影響するのでしょうか?
歌う時には息の通り道である喉を中心に「体」を使っています。
体が凝り固まっていたり、痛めていたり、歪みが生じていたりすると思ったような声が出なくなるのです。
そのため、プロのシンガーはトレーニングをしたり、本番前に入念に柔軟を行なっています。
場合によってはトレーナーさんが帯同したりしているほど体の状態には気を使います。
上半身のコリは大敵!
プロのシンガーのようにストイックに体をケアする必要はないですが体の「上半身」を中心に日頃からほぐしてあげたり、ストレッチを取り入れたりしてケアしてあげることをオススメします。
肩や首、胸、顎などの発声において関連性の高い上半身をほぐしてあげるだけで楽に歌えるようになるでしょう。
歌声のための体調管理はとても重要です!こちらの記事でもケアについて解説しています。
【ボイトレ中の人、ボーカリスト向け】体調管理の重要性!今すぐできる喉ケア実践法!
声が飛躍的に出るようになる!?セルフマッサージ方法
それでは声が出しやすくなる気軽に行えるマッサージ方法についてご紹介します。
気になる部位を揉みほぐしてストレスなく思いのままに歌える体をキープしましょう!
首をほぐして喉声解消!
デスクワークにスマホ操作などで日常的に首は凝りやすい部位です。
しかし、首周りはリンパの通り道であまり強くマッサージしすぎるとリンパ節を痛めてしまう可能性があるため、力を入れすぎず気持ち良い程度にマッサージしていくようにいきましょう。
首のセルフマッサージ1.首筋を流すマッサージ
首筋に沿ってリンパを流すマッサージ方法です。
耳の横の斜め下から鎖骨中央に向けて走っている筋肉は首を支えるための筋肉で非常に凝りやすい部位です。
首筋に沿って指先で優しくなでるようにほぐしてあげると凝りの解消に繋がります。
首のセルフマッサージ2.首周りに有効なストレッチ
デスクワーカーやスマホによる肩こりにも有効なストレッチ方法です。
首周りのストレッチ方法
- 首を左に倒して左手を頭に乗せ、手の重みで首筋を伸ばします。
- 首を右に倒して同じく手の重みで首筋を伸ばします。
- 下を向いて両手を頭に乗せ、首の後ろ側を伸ばしていきます。
- 両手を合わせて親指で顎を持ち上げ、見上げるように上を向きます。
- 最後にゆっくり首を回してほぐします。
首の角度を変えることで伸びる部位も少しずつ変わるので自分が硬い箇所を見つけて重点的にやってみてください。
それぞれ10秒ほどやると良いです。
顎の力みが喉声の原因!?顎を緩めるマッサージ
顎の力みが発声にも大きく影響します。
歯ぎしりや食いしばる癖のある人に多いです。
こういった方は顎のマッサージもオススメですよ!
- 親指を隠すように両手を握ってグーを作る。
- 人差し指と中指の第二関節を使って円を書くように痛気持ちいい程度の加減で奥歯を優しくほぐす。
舌回しストレッチで滑舌も改善!
舌が固まっていると滑舌が悪くなったり、高音域を歌うと声がひっくり返りやすくなったりします。
そんな方にはアナウンサーや声優さんなどのボイストレーニングで頻繁に行われる舌回しトレーニングがオススメです!
舌のエクササイズ方法(目安:左右それぞれ10周程度)
- 舌を伸ばして、歯と歯茎の間に通します。
- そのまま舌をゆっくり円を描くようにぐるりと回します。
- 10周を目安に回したら反対方向にも回す。
表情筋を動かして顔の全体をほぐす!
顔も筋肉が集まっている部位です。
表情を作る筋肉が硬いと声も固くなったり、響きのない声になってしまいます。
普段のボイトレに表情筋のストレッチを取り入れるのも非常に効果的です!
表情筋トレーニングの方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【毎日ボイトレ】1日たったの5分!声も印象も変わる表情筋トレーニング
体をケアして思い通りに歌える声を手に入れよう!
体と声は密接に繋がっています。
力みのない響きのある歌声で歌えるように日頃から体をケアしてしていきましょう!
では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪
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