こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

歌うと抑揚がなく、平坦に聴こえてしまうという悩みをお持ちの人は結構いらっしゃいます。
自分では抑揚を付けて歌っているつもりでも録音して聴いてみると単調に聴こえてイマイチ。
プロのように表現力豊かに歌えるようになりたいですよね!

今回は平坦な歌い方になってしまう原因と抑揚を付けて歌えるようになる方法について解説していきます!

歌が平坦に聴こえる原因

皆さんは抑揚を付けてメリハリのある歌を歌えていますか?
どうしても平坦な歌い方になってしまうという人は非常に多いです。
色々な原因が考えられますが歌い方が平坦になってしまう人にはいくつかの共通点があります。

声の強弱が薄い

当然ですが声の強弱が薄いとメリハリのない平坦な歌に聴こえます。
強弱を付けているつもりでも抑揚がない人の多くは強弱が足りないという共通点があります。

上手に歌うことを意識しすぎて感情が乗っていない

音程やリズムを正確に歌うことに気を取られすぎていませんか?
上手に歌うことに意識が向きすぎるのも歌が平坦になってしまう大きな要因になります。
迷いなく歌えないと抑揚がなくなるのも当然ですよね。
上手な歌より「良い歌」を意識していきましょう!

声のトーンが一本調子

同じようなトーンで全編を歌ってしまうと、一本調子に聴こえる場合があります。
役者でいうところの大根役者ということです。笑
本来、歌には物語があり、起承転結があるはずです。
強弱はもちろんですがそれ以外にも歌声には明暗や喜怒哀楽といった感情や情景が浮かぶ歌い方がたくさんあるので研究してみるのもオススメです!

歌の表現力が格段に良くなる方法

平坦に聴こえる、歌に抑揚がないという人は格段に表現力が上がる方法についてご紹介します。

声のダイナミクスは極端に付ける!

前述した通り、平坦に聴こえる大きな原因は強弱が薄いということにあります。
自分の歌に抑揚を感じられない場合には少し大げさなくらいの強弱を意識して歌うことをオススメします!
声のダイナミクス(強弱)に関しては録音して聴き返すことで度合いが分かるようになっていきます!

アクセントを付けて歌う!

声の強弱と共通することですが、アクセントを付ける位置を決めて歌うことも大切です。
慣れてくるとどこでアクセントを付けるのか感覚で分かってきますが、最初のうちはアクセントの位置をきっちり決めて歌うことでメリハリのある曲を歌えるようになります。

リズムを取るだけで抑揚がつく!

歌う時にリズムに乗れていますか?
平坦な歌い方になってしまう人はリズムに乗っていないことが多いです。
リズムを取りながら歌うだけでも声にアクセントが付いて、メリハリのある歌が歌えるようになります!

声色も明暗を意識して歌う!

声のトーンが単調だとそれだけで平坦でのっぺりとした歌に聴こえます。
歌詞に沿って明るい声や暗い声など使い分けを意識して表情豊かに歌うことで抑揚のある歌声が生まれます。

目線だけで歌声が変わる!?

意外にも知られていないのが目線が与える声への影響です。
目線を遠くにやったり、視線を落としたりするだけで声色に変化が起こります。
そうすることで声に表情が付いて、表現力豊かな歌声に変わるのです。
最初は慣れず、難しいかもしれませんが、プロの歌手の歌った時の視線を観察して、真似るところから始めてみてください!

身体を大きく使って表現する

声は身体と密接に繋がっています。
いわゆる棒立ちで歌うともちろん声も単調になるのです。
身振り手振りを使って歌うだけでも声に躍動感やグルーヴが生まれ、非常に生き生きとした歌が歌えるようになります。

特にライブやコンサート、発表会などステージに立って人前で歌う時にはステージを目一杯使って体全体で表現することを意識するだけで随分と見違える歌が歌えるようになります!

いろんな歌を研究して抑揚の付け方を身に付けましょう!

平坦な歌い方になってしまう原因は人それぞれです。
いろんな歌を研究して自分の歌が平坦に聴こえる原因を見つけ、改善していきましょう!
たくさん聴き込んで歌い込むことで着実に表現力が身に付きます!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


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