こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

曲の間奏などで突如歌われるスキャット、カッコいいですよね!
あんな風にサラッと即興で歌えたら良いなと思いませんか?

その場のノリでスキャットができるようになったものなら、音楽本来の「音を楽しむ」ということがより深く感じられるようになり、今まで以上に歌が好きになれることでしょう!

今回はスキャットが歌えるようになるメリットや、スキャットの代表的なボーカリストをご紹介したいと思います!

スキャットとは?

スキャットとは即興(アドリブ)表現の一つで、一般的には意味をなさない言葉で歌われたボーカルパートのことを指します。
音楽ジャンルではジャズで多く取り入れられており、「シュビドゥバ」「ダバダバ」「パラッパー」などがスキャットにあたります。
日本ではボーカルは歌詞を伝えるという役割が主体になっていますが、スキャットでは演奏の楽器の一つとしての歌うため、管楽器のような音使いで歌われることが多いです。

スキャットで歌えるメリット

スキャットで歌えるようになると力みなく伸び伸び歌えるようになったり、カッコいいアレンジで歌えるようになったりとさまざまなメリットがあります!
より深く音楽を知れるのでぜひ皆さんにも挑戦してもらいたいボーカルテクニックです。

力を抜いたリラックス発声の感覚が分かる

力を抜いた楽な発声が身に付くという点もスキャットの練習をするメリットですね。
スキャットは即興です。
求められるのは自由な発想で歌うこと。
これを習慣にすると余計なことを考えず、楽に歌うことができるようになるからです。

音楽がもっと楽しくなる

スキャットの練習をすると「こんな歌い方があるんだ〜」とか「こんな風に歌うとこんな感じになるんだ〜」といった沢山の新発見があるんです!
知らない音楽の表現を知ると感動します。
今まで以上に音楽が楽しくなります。

自分なりの解釈で自由に歌えるようになる

原曲の形にこだわらず、自由にアレンジをして歌えるようになるのって本当に楽しいものですよ!
スキャットができるようになると、さまざまな歌い方のアプローチができるので音楽の楽しみ方が何倍にも膨れていきます!

音感が磨かれる

スキャットは即興ですがデタラメに歌って良いわけではありません。
当然、音感がないとただ音痴に聴こえてしまうだけなのである程度のルールに沿って歌う必要があり、スキャットを練習することで音感が磨かれ、さまざまな音楽ジャンルで高い歌唱力を発揮できるようになります。

歌い慣れてる印象になる

語彙力がなさすぎて正しい言い回しが思いつかないのですが、「こなれてる感」ですよ。
スキャット入れて歌われた時の、「歌い慣れてる感」ってめちゃくちゃカッコいいです。

スキャットを歌えるようになる習慣

スキャットってやったことない人からすれば、難しそうだし、どうやったらできるか分からないという意見も多いです。
確かに慣れるまで時間がかかると思いますが段階的に練習していけば誰でもスキャットのコツが掴めるようになります。

スキャットの実例を沢山聴いて引き出しを増やす

百聞は一見にしかず!
がむしゃらにスキャットの練習をするよりも、まずはプロの実例を沢山聴くことから始めてみてください。
徐々にスキャットに慣れてきて即興の引き出しが増えていきます。

歌がない部分でアドリブで歌う練習をする

スキャットを沢山聴いて、雰囲気が掴めてきたら次は実際にスキャットの練習をしてみましょう。
まずはスキャットが入っている曲でコピーすることをオススメします。
だんだんスキャットを歌うのに慣れてきたら、スキャットの入っていない曲の間奏部分などで即興でメロディを付ける練習をしていくのが一番効率的な練習方法です!

スキャットの参考になる歌手

最後にスキャットの参考になるボーカリストを一部ご紹介します。

ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)

「スキャット」の代表といえばこの方!
レコーディング中に歌詞を忘れてしまい、適当な言葉で歌ったNGテイクがスタッフに受けて、そのまま使用されたのがこの歌唱法の始まりだといわれています。

ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves)

現代のジャズを代表するシンガーであるダイアン・リーヴスもスキャットの参考にぜひ聴いてみてください!
グルーヴの最高にカッコよくいつまでも聴いていられます。

スキャットでさらに音楽を楽しめるボーカリストを目指しましょう!

原曲にはない表現もできますし、音楽本来が持つ自由な表現ができるようになります!
スキャットができるようになると本当に歌うのが楽しくなりますよ!
いろんな参考曲を聴いてスキャットマスターを目指しましょう!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


東京都町田市のボーカルスクール『エニタイムミュージックスクール』

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