こんにちは!
エニタイムミュージックスクールのオカピーです!

歌唱力アップに欠かせないのが「リズム感」です。
ボイトレをしていて歌唱力が身に付いてきたと実感している人の中にもリズム感は自信がないという人、多いのではないでしょうか?

正確なリズム感を身に付けることで本物の歌唱力を身に付けることができます。
今日は、日本人が苦手と言われているウラ拍のリズム感トレーニングについて解説していきます。

裏拍子(ウラ拍)とは?

リズムには大きく分けて「表拍」と「裏拍」があります。

「1、2、3,4」とリズムを取った時のリズムが「表拍」、そして1234のカウントの間、つまり裏側のタイミングが「裏拍」になります。
「1234」のカウントで手拍子をしていないタイミングが裏拍にあたります。
裏拍とは正確な専門用語ではなく俗語ですがリズムを理解しやすくするため、この呼び方で広く知られています。

日本人は裏拍が苦手?

日本人はウラ(裏拍)のリズムが苦手だということは昔から言われてきました。
その理由として「日本語は文頭にアクセントがくることが多い言語だから」といったことや、「日本の音楽は表にアクセントがくることが多い」といったことが挙げられています。

カラオケ文化の影響?リズムより音程を気にする日本人

日本の言語や音楽文化の影響など、どの説もも納得なのですが、レッスンにくる生徒さんたちを見ていて私がもう一つ思う理由があります。
リズム以上に皆さん「音程」に敏感になっているように感じることが多いのです。
多少リズムがズレても気にする様子はなく、音程のズレばかりを気にしていることが多々あります。

日本はカラオケ文化の国です。
いまだに採点を争うカラオケバトルもテレビ番組で人気ですし、採点機能をはじめ、音程を優先させてしまうのかなと感じています。

本来はリズムが正確に取れるようになるとグンと歌がうまく聴こえるものです。
リズムにもしっかり目を向けていきましょう!

裏拍のリズムを理解するメリット

裏拍のリズムを感じられるようになれば歌にもさまざまなメリットがあります。

歌のリズムがズレにくくなる

裏拍のリズムを体で感じることができるようになれば当然ですが歌のリズムが良くなります。
今までズレていた微妙なリズムのヨレもなくなり、聴きやすい安定した歌が歌えるようになります。

歌い出しも迷わない

フレーズの歌い出しをいつも曖昧に歌っていませんでしたか?
裏拍のリズムを理解すれば迷うことなく自信持って歌い出すことができるようになります。

強弱やメリハリを付けて歌えるようになる

リズムに自信がついてくる自然とメリハリを付けて歌えるようになります。
今まではなぞるように歌っていたフレーズも自信を持って生き生きと歌いこなすことができるので、より音楽的で表現力のある歌が歌えるようになります。

音程も正確になる

リズムが不正確だと伴奏とのミスマッチから音程が曖昧になることがあります。
正確にリズムを刻めるようになるということはこうした伴奏とのズレもなくなるので音程がずれることも減っていきます。

裏拍を取れるようにするボイトレ方法

裏拍を取れるようになるための練習方法は多岐に渡ります。
その中から自分に合った練習の仕方を見つけることも大切です。

リズムトレーニングはリズムを感じられているという成功体験がないと非常につまらないものになります。
楽しく集中して自分ができる練習方法を選びましょう。

裏拍を理解するための練習方法をいくつか挙げてみます。

メトロノームを使う

メトロノームを使ったリズム練習は定番です。
アプリなどでも便利なメトロノームがたくさんあるのでスマホにダウンロードしておくのもオススメします。

まずはメトロノームを流しながら音が鳴る所(表拍)で手を叩いてみましょう。
できるようになってきたら表も裏も(8分音符で)叩きます。
慣れてきたら最後に表は叩かず、裏拍のみ叩いてみましょう。

手拍子しながら別のことをする

リズムを正確に取れない、裏拍がいまいち分からないという方は普段から歌ったり音楽を聴いたりする時にリズムを感じていない場合が多いです。

そういう場合には、意識しないでも自然と自分からリズムを取るようにする癖をつける所から始めましょう。

リズムを取る癖をつける練習には、手拍子しながら同時に何か別の行動を取る練習がオススメです。

例)
手拍子しながらテレビを見る。
手拍子しながら会話する。
手拍子しながら足し算をする。

最初のうちは手拍子に気を取られてしまうでしょう。
繰り返し練習していくうちに徐々に慣れて自然にリズムを取れるようになっていきます。

音楽に合わせて裏拍で手拍子してみる

慣れてきたら実際に好きな曲を聴きながら手拍子してみましょう。
最初は表拍で叩いてみます。
慣れてきたら裏拍にもチャレンジしてみましょう。

リズムが合ってきたら手拍子に合わせて「タンタン」と口でも言ってみると効果的です。
意外と口で言うと合わなくなるという人も多いです。

リズム感を鍛えると歌唱力もグンと磨かれる

今日は裏拍のリズムについて解説してきました。
リズムをあなどってはいけませんよ!
正確なリズムで歌えるようになると音程も正確になり、抑揚も出るようになり、印象が急激に良くなります。
ぜひリズムトレーニングもやってみてください!

では、また次回のボイトレブログをお楽しみに♪


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